2025年3月 姉妹で行く釜山旅行②

釜山1日目の食事を紹介したいと思います。今回は姉妹旅行という事で食べられる量も、好きな系統の食事も似ているということで「食」に本気の旅行となります!なんならご飯を食べるために来た旅行で、旅行前に何店舗か行きたいお店をピックアップしてきています。
いつも途中でお腹いっぱいになってしまい全部のお店には行けないまま終わるので、1日目はかなり本気のお店選びになっています。

マッチャンドゥルワンソグムグイ

マッチャンドゥルワンソグムグイは釜山で有名なサムギョプサル屋さんです。
妹が美味しいサムギョプサルが食べたいと言っていたので、西面店に来ました♪私は2回目の来店になります。西面店はロッテデパートのすぐ近くにあるのでアクセスが良いです。

前に私が友人と来た時は夜の時間帯で、お肉は2人だと3人前を頼まないといけないのでお肉3人前をビールと焼酎で楽しみましたが、お肉が本当に美味しかったので妹にも食べてみてほしかったんです♪

マッチャンドゥルワンソグムグイは昼でも夜でも並んでいる人気店です。お店の前にウェイティングの機械が置いてあるのでこちらでメールアドレスを登録します。登録したらメールが送られてきて、自分の番号とあと何組待ちかが表示されるので分かりやすいです。
少し待ち時間があったので、近くのコンビニで色々な商品を眺めながら時間を過ごしてました。

私達の順番になる少し前に再びお店に戻って待っていたら、店員さんが私達の番号を呼んでくれました。お店の中に入ろうとすると違う場所に連れて行かれます!

お店の斜めすぐにあったカフェみたいなこちらの建物。どうやらここも店舗のようです。

席に案内されるとすでにテーブルセッティングがされています。

私、韓国に来たんだなー。と実感する瞬間です♪

この時期の旬のセリがあったのでこちらもオーダーしたいと思います。旅行前から、もしセリがあったら絶対に頼もうね!って決めていたんです(笑)

お昼はスペシャルメニューというものがあって、2人前で、豚肩ロース200グラム、豚バラ150グラム、特殊部位170グラム、野菜、石焼きご飯、チゲで65,000ウォンというセットがあったのでこちらをオーダーしました。

サムギョプサル屋さんでイワシのたれとアミの塩辛が付いてくるのは、本当に美味しいお店だと私は信じています(笑)

イワシのたれは鉄板で少し煮込んでお肉を付けて食べるのですが、少しアヒージョみたいな味がしてコクが美味しいんです。アミの塩辛は韓国料理における万能の調味料だと思っています(私的意見です。)

すぐに、メインのお肉たちとビールの到着です。

お昼からなんて贅沢なお食事なんでしょう♪

この山盛りのお肉は圧巻です!1回では焼ききれずに2回に分けて焼いてくれました。

セリも想像以上の量です。この量で9000ウォンでした。

茎の真ん中から切り分けて葉っぱの部分はお肉と一緒に焼いてくれて、茎だけの方は味噌をつけてそのまま食べるように教えてくれました。生で食べるの?と恐る恐る食べてみたけど、茎だけの部分は水々しくて美味しかったです!

お肉は店員さんが焼いてくれるので、全ておまかせします。アミの塩辛は鉄板で少し焼きます。

店員さんが鮮やかな手つきで焼いていく様子を見ているのは面白いです。

しばらくしたら食べてもOKと教えてくれて、サムギョプサルの完成です♪

セリで見えなくなっているけどセリの下には焼かれた白キムチがあります。この白キムチの上に何も付けていない豚肉を置いて、焼いたアミの塩辛を上に乗せて包んで食べるとシンプルな旨味が楽しめるし、何にも包ますにイワシのたれを付けて食べてもコクと旨味で美味しいし、王道に包み野菜でまいて食べても美味しいし…もうどうやって食べても美味しいです♪

忘れてはいけないセリのお話ですが、初めて食べたけどサムギョプサルとセリってめっちゃくちゃ合うんですね!お肉はもちろん美味しいけど続けて食べると油を感じてくるじゃないですか?
そんな時にセリと一緒に食べたらあっさり食べられるし、セリから感じるほのかな苦みが豚肉との相性が良いんです♪何より旬の野菜をたくさん食べられて幸せでした。

セットの2人前のチゲはチョングッチャンのようでした。

大豆を発酵させた味噌が日本でいえば納豆のような匂いや風味を感じます。日本の納豆よりもクセの強さを感じるけど、妙にハマってしまう味でついつい飲み進んでしまいます。
中には豚肉、豆腐、野菜と具沢山で嬉しいけど、焼き肉のサイドメニューにはこの具沢山はお腹いっぱいになりすぎて、申し訳ないけど具材はけっこうな量を残してしまいました。

石焼きご飯も2人前分の量がありました。

これは取り分けた後の写真です。一緒に炊かれているこの野菜は何かはわかりませんが、食べてみたらほのかに茶葉の風味を感じました。何の野菜なんでしょうね?

ご飯と一緒に辛そうな薬味と海苔も付いてきます。

ご飯にこの薬味をのせて海苔で巻いて食べたら美味しかったです♪

韓国では石焼きご飯の釜にお湯を入れて残ったご飯を食べるのは見たことはあったけど、こちらでも一緒にお湯が出てきて、店員さんからお湯を入れるように勧められました。

出汁ではなくお湯なので特に味が変わるわけでもないので、こちらも取り皿に少し分けて薬味を加えて食べてみました。
それにしてもお肉もサイドメニューも多すぎでかなりお腹いっぱいになってしまったので、ご飯も残してしまいました。食事を残してしまった事は日本人の私には申し訳無さが残ってしまいますね。
とはいえ美味しいものでお腹いっぱいになれて幸せなランチ兼釜山一食目でした。

MAMMOTH COFFEE EXPRESS

韓国料理を食べると食後にアイスコーヒーが飲みたくなります。
最初の予定では食後にカフェにいくつもりでしたが、苦しいぐらいお腹がいっぱいなので食後の運動を兼ねて妹の目的のひとつだった西面にある大きなオリーブヤングに行って、売られてる商品や妹の爆買いを眺めながら私も買い物をして、チェックインもするために一度ホテルに戻りたいと思います。

ホテルに戻る途中にコーヒースタンドがあったので、こちらでコーヒーを購入してホテルの部屋で少し休みたいと思います。

セルフオーダーの機械は韓国語だけではなく英語、日本語、中国語に対応していたので助かりました♪

私はアーモンドラテにしました。外国特有のカップの大きさが良いですね♪

スタバのアーモンドラテを想像して頼んだアーモンドラテでしたが、作っているところを見ていたらシロップを投入していました。
実際に飲んでみたら想像より甘かったけど、お肉を食べた後だったのでこの甘いアーモンドラテが美味しく感じて、グビグビ飲んでしまいました♪

慶北食堂(キョンボクシクタン)

ホテルでしばらくのんびり過ごした後は、健康&美容オタクの妹が行きたがっていた薬局めぐりをしつつ釜田(プジョン)市場を目指します。釜田市場に来たのは日曜日の夕方ということもあり閉まっているお店が多くて、私達が行きたいお店が開いているか不安だけど、とりあえずお店に向かってみます。

牡蠣が大好きな私達姉妹が今回どうしても行きたかったお店は、釜田市場の中にある慶北食堂です!あー開いていて良かった♪

18時過ぎにお店に着いたけど、ほぼ満席です。お昼から開いているお店なので地元の方がもうすでに酔っ払って楽しそうにしていました。
テーブルの上にメニューはなく、壁に貼っているメニューがたくさんありました。

一番見やすいメニューを写真に撮って、こちらをGoogle翻訳で翻訳しながら何を頼むか決めます。

まずはおかず達がずらーっと並びます♪

慶北食堂のおかずは全部美味しかったです!
全部手作りなんだろうなと分かる味付けだし、味も濃いすぎず家庭の味といえるような美味しさで、もうこれだけをつまみに飲めるぐらい♪

まずはビールを頼みます。

Keiiy(ケリー)は初めて飲んだけど、韓国で飲んだビールの中で一番味がしっかりしていました。
ラベルを見たらデンマークのビールのようです。

慶北食堂に来たかった理由は、このよもぎと牡蠣のジョン(チヂミ)を食べるためです!

出来立てのチヂミが湯気とともに運ばれてきます♪
まさかこんなに大きいなんて思っていなかったので驚きましたが、これで20,000ウォンなんてお得すぎだし、よもぎと牡蠣で栄養満点です!お酒のお供にぴったりです。これを食べるために慶北食堂にきて大正解でした!!

チヂミで飲みながら、もう一品ぐらい何か頼みたいなとメニューを見ながら妹と相談していてユッケとかにする?と話がまとまっていた時に、お店のおばさまが私達のテーブルに来て「他は何にする?日本人はユッケが好きよ」と教えてくれました(笑)ナイスタイミングだったので、ユッケ(小)も頼みました。

牛肉は冷凍肉みたいだったけど、臭みはなかったです。味付けは本当にあっさりしているのでこのまま食べてもいいけど、サンチュにユッケをのせてにんにくに味噌を付けて一緒に巻いて食べても美味しかったです。

焼酎も飲みたくてテソンを頼みました。テソンは釜山の焼酎です。

私はテソンが好きで釜山に来た時はテソンを飲むのですが、妹はテソンよりチャミスルの方が好きと言っていました。今回のおつまみにはテソンの方が合うと思うんだけどなー。

釜田市場からホテルまでは地下鉄で1駅なので帰りは酔いさましも兼ねてホテルまで歩いて、途中でコンビニによってお水や翌日の朝ご飯を買って帰りました。距離的にもちょうどいいですね。