2024年4月 ひとり台北旅行 2日目④

永康街を大満喫できずに東門駅に戻って、MRT淡水信義線のMRTに乗って次の中正記念堂駅でMRT松山新店線に乗り換えるために降りようとしていたけど、ふとMRTの中で「このままホテルに戻って後悔しない?」という考えが頭をよぎりました。このままだと不完全燃焼感があるので急きょ乗り換えるのをやめてそのままMRTに乗り続け、とりあえずMRT中山駅にまで行ってみることにします!

ABCD. A Better Coffee & Doughnut

勢いでMRT中山駅でMRTを降りたものの何も予定は決めていません(笑)
とりあえずガイドブックを開いてみたらおしゃれなカフェの特集があったので、気になったMRT中山駅近くのドーナツ屋さんに行くことにします。

MRT中山駅を正面から出て信号を渡ってまっすぐの細い道に入ると、看板が見えてきます。

ABCD. A Better Coffee & Doughnutというお店なのですが、名前が長いのでABCDドーナツと略して紹介しますね。

看板の通り右に曲がって少し歩くと、お店があります。

外観から、もうおしゃれ!

店内の写真を撮っても良いと許可を頂いたので、店内の様子も紹介しますね。
こちらがドーナツのメニューです。

この飾ってあるドーナツは、本物ではなく食品サンプルでした(笑)

どのドーナツにするか迷った結果、私が頼んだのはこちらです。

いちごとピンクペッパーのドーナツとカフェラテです。
お値段は235元!お昼に食べた阿娥水餃の水餃子が70元だったので、ものすごく高級なお店に来てしまった気分になったけど、日本円に換算したら約1150円ぐらいです。

どういう味なのか気になって頼んだいちごとピンクペッパーのドーナツ。見た目はめちゃくちゃかわいいですね。

食べてみての感想は「本当にいちごとペッパーだ!」です(笑)
ドーナツ生地はふわっふわで、いちごの甘酸っぱさの後にしっかりとペッパーのぴりりとした刺激を感じて、その不思議な感覚が癖になる美味しさです。
ドーナツの上にコーティングされているドライストロベリーで更に甘酸っぱさを感じるので、たくさん歩いて疲れた体に染み渡る美味しさでした。

お店の名前にコーヒー&ドーナツと付くだけあって、ホットラテも美味しかったです。

この紙コップも可愛いですね。
コクがあるコーヒーの風味とミルクの甘みがいいバランスでした。

店内もすごく落ち着ける雰囲気でした。他のお客さんの会話も小声で気にならなかったです。

今回の旅行で訪れたお店は地元密着みたいな所が多く賑やかだったので、なんだか久しぶりにのんびり過ごせました。
ドーナツを食べ終わっても、ホットラテを飲みながらまったり過ごしました。

ABCDドーナツでのんびりできたことに満足したので、このままMRT松山新店線で中山駅からホテルがある西門駅に戻ることにしました。

天天利美食坊の牡蠣オムレツ

ホテルに戻って晩ごはんに何を食べるか迷っていたけど、夕方16時ぐらいにABCDドーナツでドーナツを食べたので、そんなにお腹はすいていないんですよね・・・。

でもせっかくだから台湾らしいもので西門町で有名な所で食べたいので、またまたグーグルでお店を探して天天利美食坊(テンテンリーメイシーファン)というお店に行ってみることにします。

18:30過ぎの西門町は昼間よりも人が多くてとても賑わっています!

西門町は「台北の原宿」といわれていて台北の情報発信地らしいので、そう考えると台北1番の繁華街なんですね。西門町の本当の姿を見れて楽しいです。
ホテル近くの広場では昼間にはなかったマルシェみたいなものも開催されて、人でごった返していたし、思い返してみたら夜の西門町は散策していなかったので、この時間帯にホテルから出て良かったです。

西門町の賑わいを楽しみながら歩いていると天天利美食坊に着きました。

西門町の人気食堂なだけあってお店は満席で大賑わいです。
お店で食べたかったけどお店の賑わいに圧倒されてしまって、この空間でのひとりご飯は私には無理と判断したのでお持ち帰りにすることにします(笑)

お店の前では鉄板で大量の牡蠣オムレツが作られています。

本当はこのお店の人気メニューのレーロウファンチアタンという御飯の上に味付けされたそぼろ肉みたいなものと半熟目玉焼きが乗った丼ぶりを食べようと思っていたけど、お店のメニューを見てみると1番左には牡蠣オムレツと書いてあります。
台湾のお店はメニューの1番左に書いてある商品が、そのお店の1番のおすすめ商品らしいので(メニューが上から順番に並んでいたら、1番上に書いてある商品が1番のおすすめです。)急きょ晩ごはんは牡蠣オムレツに変更することにします。

しかしどのようにオーダーをしてよいのかが分からない(笑)現地の人がオーダーをしてお会計をしていたので、なんとなくその後ろに並んでみます。
いざ自分のオーダーの番になったけど、牡蠣オムレツを台湾語でなんて言うのかがわからないので「オイスターオムレツ」と言ってみたら「牡蠣オムレツ?」と日本語で聞き返してもらえたので、うんうんと頷いてお金を渡して無事にオーダーができました。

牡蠣オムレツを作っている鉄板の前辺りで待っておくようにジェスチャーをされたので、牡蠣オムレツの作り方を眺めて待っていたらさっきオーダーを聞いてくれたおじさんがレジ係からいなくなっていることに気づきます。

商品を受け取るとき大丈夫かな?牡蠣オムレツひとつが私のオーダーって分かるかな?牡蠣オムレツって台湾語で言われたらどうしよう?と不安になっている間に、周りで一緒に待っていた人たちはどんどん呼ばれて商品を受け取っています。
ひとりハラハラしていたら、商品受け渡しのおにいさんが「ジャパニーズ」と私を見ながら声をかけてくれました(笑)どうやら注文用に日本人と書いて伝えていてくれたみたいです。無事に牡蠣オムレツを受け取れて良かったです。

なんだか初めてのお使いが成功した子供のようにやりきった達成感を感じながらホテルに戻って晩ごはんです!

途中コンビニに寄って台湾ビールも買ってきましたよ♪
やっぱり牡蠣オムレツにはビールですよね!

オムレツの中には想像以上の量の牡蠣が入っていました。

これで70元、日本円で約350円だなんてお得すぎます。
牡蠣は大好きだし、たくさんの卵にシャキシャキ感があるネギと青菜、水溶き片栗粉でモチモチ感もプラスされ、オムレツにかかってる甘いタレ。ビールと共に美味しくいただきました♪
前に台北で一番有名な夜市、士林夜市で食べた牡蠣オムレツのタレはもう少し酸味がある甘酢タレだったんだけど、天天利美食坊のタレは酸味を感じない甘いタレでした。
こんなにお店に寄っても味が違うなら、これからも色々なお店の牡蠣オムレツを食べてみたいですね。
最後まで大満足な台北ひとり旅2日目でした。